そんな思いのもと、独立するまでに家計を節約するために実施した5つのことを紹介します。
無収入の状態で退職したので、日々の生活費を抑えることは非常に重要でした。しかし、支出を抑えることばかりに意識がいくことで、収入を増やす努力が疎かになっては本末転倒です。そのため、なるべくストレスがかからず、時間を消費しない家計の節約を実施しました。
実施したことは次の5つです。筆者の場合、これらの節約のみで年間10万程度の節約になりました。逆に今まで無駄に出費していたとも言えます。
- 毎月の支出を正確に把握する
- 格安スマホへの切り替え
- 不要な Web サービスの解約
- 電気ガスのセット契約
- 固定費をカード払いにする
毎月の支出を正確に把握する
まず、毎月の支出内訳を正確に把握するようにしました。特に固定費を全て把握することが重要です。家賃、電気ガス水道代、携帯料金、Web サービス利用料、アプリ利用料などです。これらを正確に把握しないと、日々自分が何にいくら使っているか分からないため、どこをどのくらい削減すると、どのくらい効果があるのか見えません。
次のような表を作って固定費を把握します。
家賃 | ○万円 |
電気代 | ○万円 |
ガス代 | ○万円 |
水道料金 | ○千円 |
携帯料金 | ○千円 |
インターネット契約料金 | ○千円 |
アプリ「○○○」の利用料 | 580円 |
アプリ「△△△」の利用料 | 980円 |
Web サービス「◇◇◇」の利用料 | 580円 |
固定費の把握にはマネーフォワードを利用するのが便利です。自分の銀行口座とクレジットカードをマネーフォワードに連携すると、自動で家計簿を付けてくれるため、上の表を簡単に作る事ができます。もちろん手入力すれば現金払いの家計簿管理も可能です。
家計簿 マネーフォワード ME – お金管理 アプリ
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また、有料会員になっているスマホアプリの一覧は端末からすぐに確認することができます。
iPhone の場合
格安スマホへの切り替え
手軽かつ効果が絶大なのが格安スマホへの切り替えです。元々ソフトバンクを契約していましが、LINE MOBILE に切り替えました。LINE MOBILE はソフトバンク回線が使えるため、ソフトバンクの iPhone をそのまま LINE MOBILE で利用できます。
だいたいの格安携帯会社の料金プランは通信量3GBで月1,500円程度なので、ドコモ、au、ソフトバンクから切り替えた場合は月4,000円以上の節約になることも多いはずです。
2年縛りの解約金
ここで問題になるのが、ドコモ、au、ソフトバンクのいわゆる「2年縛り」の解約金です。利用の回線が2年縛り契約の場合、契約更新期間以外に解約するときに解約金が発生します。MNP 転出手数料なども含めると、合計で2万円近くの費用が発生する場合もあります。
しかし格安スマホに乗り換えた結果、月4,000円の節約になるのであれば、この2万円は5ヶ月で回収できます。契約更新期間が来月や再来月ならば、それまで待った方がお得ですが、そうでなければ、解約金を払い乗り換えてしまったほうが、お得になることが多いです。
筆者も2万円近くの解約金を支払い解約しました。契約更新期間が1年以上先だったため、すぐに2万円払ってでも乗り換えたほうがお得だったためです。
不要な Web サービスの解約
これも人によっては大きな効果があるかもしれません。毎月の支出の内訳を把握した後に、不要なアプリや Web サービスの有料会員を解約しました。
月額支払いのサービスはつい解約を忘れてずっと払い続けてしまうことがあります。本当にこのアプリやサービスの有料会員である必要がある?と自分に問いかけて思い切って解約していきましょう。月額500円でも年額にすると6,000円となり馬鹿にできません。
筆者の場合は、事業で利用するサービスを除くと、Amazon Prime と Apple Music 以外は全て有料会員を解約しました。Apple Music は解約しようか迷ったんですけどね。好きな音楽の無い生活はさすがに耐えられないかなと思い残しました。
電気ガスのセット契約
これも非常に簡単にできる節約です。インターネット等から契約変更の手続きを進めるだけです。各社セット割を提供しているため、電気ガスをまとめるとお得になります。
筆者の場合は、東京電力に電気とガスをまとめました。東京ガスに電気とガスをまとめることも出来ます。毎月の電気使用量やガス使用量によりますが、筆者の環境の場合は、東京電力が提供しているシミュレータで計算すると、年間5,000円程度安くなる予定です。
まとめるデメリットは特に無いので、さっさとまとめてしまいましょう(笑)
固定費をカード払いにする
固定費を可能な限りクレジットカード払いに変更しました。理由はただ1つ、クレジットカードのポイントを貯めるためです。筆者の利用しているエポスカードはポイントをプリペイドカードや Amazon ギフト券に交換できるため、ほぼ現金と同様の価値があります。
電気ガス水道代、携帯料金、インターネット契約料金、各種保険料、Web サービス利用料、など可能な限りカード払いに変更しましょう。また、家賃のクレジットカード払いが可能な物件であれば、大量のポイントを貯めることができます。
もちろん固定費以外の食費などもカード払いにしたほうがお得です。電子マネーや QR コード決済を利用する際もクレジットカードからチャージするようにしましょう。
まとめ
独立するまでに家計を節約するために実施した5つのことを紹介しました。全て最初に手続きさえすれば、あとは自動で費用が削減できるものです。
他にも節約する方法として「引っ越しによる家賃の削減」「食費や日用品の節約」等がありますが、これらは労力と我慢が必要です。本当にそれに見合う価値があるかどうか、見極めて判断することをおすすめします。
この記事が家計節約の参考になれば幸いです。